Webライターが書く記事の種類やジャンルは多種多様です。
書く内容によっては、専門性が必要だったり難易度もさまざま。
この記事では、Webライターが書く記事の種類ごとに、仕事内容や難易度をくわしく解説しています。
これからWebライターになりたい人や、自分にはどんなWebライターの種類が向いているのか知りたい人は、ぜひとも参考にしてみてくださいね。
この記事で解決できること
- Webライターが書く記事の種類がわかる
- それぞれの記事の特徴がわかる
- 自分に向いているWebライターの種類がわかる
まずはWebライターってどんな仕事するのって人はこちらからどうぞ

Webライターが書く記事の種類と仕事内容

Webライターが書く記事の種類や内容は本当に多種多様。
大きく8つに分類してみました。
- コラム
- エッセイ
- ニュース
- 取材・インタビュー
- 体験・レポート
- セールス(広告・LP)
- レビュー
- シナリオ
さらに「収益・集客」と「難易度」でマトリックスにまとめると以下のようになります。

書く記事は「集客したい」「販売したい」「採用したい」など目的によって内容も難易度も異なります。
それぞれくわしく解説していきます。
コラム
紙媒体のイメージの強い「コラム記事」ですが、Webの世界にもちゃんと存在します。
コラム記事とは
新聞や雑誌で、短い評論などを載せる欄。また、そこに載せる文章。囲み記事。
引用元:コトバンク
基本的にWebでいう「コラム」とは、短文の批評のことを指します。
テーマやジャンルはさまざまで、政治ネタからスポーツ、金融、ライフスタイルなど。
読者(ユーザー)が興味を引きやすい時事ネタや話題をテーマにしていることが多いです。
雑誌などのコラムは、有名人などが書くイメージですが、Webは有名人に限らずいろんなライターが書いています。意外に案件も多め。
エッセイ
「エッセイ」は「コラム」とよく混同されがちですが、ちょっと違います。
思索や意見、感想などを形式にとらわれず、簡潔に述べた文学の一ジャンル。エッセイまたはエセーは日本語では一般に「随筆」の意味で用いられ、文学の一ジャンルとして確立している。
引用元:コトバンク
たとえばですが、清少納言(せいしょうなごん)の「枕草子」は世界最初のエッセイであるとされています。
エッセイを書く条件としては、まず有名人や著名人であること。
エッセイにはWeb特有の「SEO」的な概念は求められないので、まずは書く人の知名度も重要です。
ニュース
「ニュース」はその名の通り、新聞やテレビなどで取り上げられている話題をWeb上で記事にしたものです。
Yahoo!ニュースやマイナビニュース、エキサイト、Livedoor、グノシーなどが代表例。
企業サイトでは、商品のプレリリース情報や採用情報、IR情報、最新情報といったカタチで扱われていますね。
取材・インタビュー
テーマに沿った人物を取材・インタビューをして記事に仕上げるのが仕事です。
企業サイトを含むオウンドメディアと呼ばれるものに掲載される事が多く、認知度アップが目的です。
著名人のインタビュー記事であれば、著書や映画、販売物の売上アップなどが目的で行われます。
体験・レポート
「体験・レポート」はその名も、実際に体験したことをもとに記事に書き起こす仕事です。
イベントへ参加したり、観光地に行って食レポしたものを記事にするなど、ライター自体も楽しめるジャンルかと思います。
海外在住者なら、現地の情報を伝えるといった、その人にしかできない記事を書くことができますね。
セールス(広告・LP)
ライター案件として1番多いのが「セールス」に関する記事です。
商品やサービスを売るための商品紹介記事やランディングページなど。ランキング記事もこの辺りに入るのかなと思っています。
SEOライティングやコピーライティングスキルが1番求められる種類ですが、需要が多いため初心者でも参入しやすい領域ですね。
レビュー
「レビュー」とは、実際に製品・サービスを利用して感想を記事にする仕事です。ある意味「体験・レポート」とも似ています。
最近はYoutuberやブロガーによるレビューの方が影響力がありますが、サイトのレビュー記事もまだまだ健在。
消費者( ユーザー)の立場になって記事が書けるので、初心者でもとっつきやすいジャンルですね。
シナリオ
最近特に多いと感じているのが「シナリオ」ライター。
YouTube動画に合わせてシナリオを書き起こします。 物語を考える想像力と、セールスライティングのスキルが必要です。
書く記事の種類によって難易度や単価も違う

8つの種類を紹介してきましたが、種類によっては難易度や単価も違います。
種類ごとに難易度と単価を比較してみました。
※★(5段階評価)の数が多いほど、難易度高、単価が高くなります。
種類 | 難易度 | 単価 |
コラム | ||
エッセイ | ||
ニュース | ||
取材・インタビュー | ||
体験・レポート | ||
セールス | ||
レビュー | ||
シナリオ |
難易度が高くなればなるほど、単価も高くなる傾向です。
「エッセイ」はそもそも著名人へのオファーが多いため、一般ライターにはなかなか仕事は回ってこないのが現状です。
「取材・インタビュー」「体験・レポート」などは実際に現場に足を運ばなければならなかったり、ライティング以外の作業も含まれたりするので、単価は高くなります。
ライティングするのはWebライターばかりじゃない

Web記事を書くのは、なにもWebライターばかりではありません。
「Webデザイン」はWebデザイナー、「プログラミング」はプログラマーと専門要域がある程度定まっています。
しかしWebライターの場合、参入壁が低いのである程度のライティングスキルがあればどんな人でも記事を書くことができます。
たとえばですが、医療分野の記事は、専門的な知識を持った医師が書いたりしますし、Webに限らず紙媒体のライターもWeb記事を書く事があります。
とはいえ、質の良い記事が書ける優秀なWebライターとなれば、やはりほんのひと握り。
逆をいうと、質の良い記事が書けるライターになれば「引く手あまた」ともいえますね。
初心者はセールスライティングがおすすめ

Webライターをスタートさせるならまずは「セールスライティング」がおすすめと思っています。
理由はこちら
セールスライティングがおすすめな理由
- 案件が多い
- 初心者でもわりと採用される
- SEOのスキルも身につけやすい
- モノによっては単価も高い
セールスライティングは今後も絶対になくならない領域です。
需要があるので案件も多め。
まずはセールスライティングでライティングスキルを磨きつつ、この記事を参考にいろんな種類のライティングにチャレンジしてみてくださいね。
