手軽にできる副業として注目を浴びている「Webライター」。 パソコンひとつあればすぐに始められ、資金的なリスクが少ないことも魅力ですね。
とはいえ、上記のような悩みを抱えている人も少なくありません。 私は先日こういったツイートをしました。
Webライターの向き不向きは、ぶっちゃけ文章スキルの問題ではないという話。
✔︎1日最低3時間確保できるか
✔︎最初は低収入でも3ヶ月間続けられるかこれが1番大事かも😌
— 野呂靖子★のろここ@フリーライター「WEBMA CLIP」の人 (@noro_coco) April 8, 2020
私(@noro_coco)の4年にわたるWebライター経験から、Webライターに向いている人・向いていない人の特徴を、独自の視点でまとめてみました。
始める前に覚えておきたい心構えも解説しています。これからWebライターを始めてみたいという方は必見ですよ。

この記事はこんな人のおすすめです
- これからWebライターを始めたい人
- 自分がWebライターに向いているのか知りたい人
- Webライターを始めるための心構えを知りたい人
そもそもWebライターに向き不向きとかあるのか

クラウドソーシングに登録すれば、今すぐにでもスタートさせられるのがWebライターの魅力。
隙間時間で月に数千円〜数万円稼ぐのなら、向いているとか向いていないとかはさておき、すぐにでも始められます。
Build upが、Webライター(兼業・専業含む)200名に行ったアンケートによると、Webライターを始めたきっかけとして「自分でもできそうだと思った」と回答した人が37%、「文章を書くのが好き」と答えた人が34%という結果でした。

さらに興味深いことに「ライター歴3年未満」という人が70%以上を占めています。

Webライターは始めやすい反面、収入が安定せずに3年未満でやめてしまう人が多いというのも事実です。 引用元:Build up
こんなツイートもありました。
以上を踏まえて、私のろここの経験と独自の視点から、Webライターに向いている人と向いていない人をくわしく分析します。
Webライターに向いているのはこんな人
私独自の見解でいうと、Webライターに向いているのは以下の7つに当てはまる人。
朗報【Webライターに向いている人の特徴】
✔︎ひとりの時間が好きな人
✔︎人の感情を読むのがうまい人
✔︎アンテナ張ってる人
✔︎コツコツ継続できる人
✔︎ググるの大好きな人
✔︎+αの強みがある人
✔︎交渉がうまい人当てはまる人はチャレンジしてみよう😊
— 野呂靖子★のろここ@フリーライター「WEBMA CLIP」の人 (@noro_coco) April 8, 2020
ひとつずつ解説していきます。
ひとりの時間が好きな人

ライティングは自室やカフェに引きこもりPCとのにらめっこ。非常に地味な作業です。
私の場合、1日家族以外誰とも話さない、会わないという日もしょっちゅうですよ。
そんな状況でもひきこもりサイコー!孤独サイコー!と言える人がWebライターに向いています。
人の感情を読むのがうまい人

「感情を読み取るのがうまい人」もWebライターに向いています。
ほかの人の悩みを深掘りして解決していくのが、ある意味Webライターの重要な仕事でもあるから。
「ユーザーの心に寄り添える=感情を読み取るのがうまい」と推測しています。
ちなみにこの方(@Mentalist_DaiGo)はぬこ様の、心も読み取れるらしいです。
<限定公開>過去最高満足度!ぬこの心理学~ぬこの心を読むには?
動物行動学の観点から、初歩的なぬこ様の心の読み方を学びます。
しっぽの読み方から、ちょっとしたしぐさ、鳴き声から感情を読み取る方法をご紹介しました
→https://t.co/6S5J3XB0Pt— メンタリストDaiGo (@Mentalist_DaiGo) July 28, 2016
アンテナ張ってる人

Webライティングの種類は多岐に渡ります。 Webライターを続けていれば、あらゆるジャンルや専門外の分野にチャレンジすることもあるでしょう。
トレンドに敏感な人やつねにいろいろな情報にアンテナを張っている人は、Webライターとしても大いに役立ちますね。
コツコツ継続できる人

ライティング作業とは、非常に地味だし頑張った成果というものが見えにくいもの。
たとえば物販ならモノが売れれば成果として見えやすいですが、ライティングの場合、評価されるとすれば、書いた記事が検索上位に表示されたときでしょうか。
「家宝は寝て待て」ではないですが結果は後からついてきます。結果を急がずコツコツと継続できる人ほど、Webライター向きです。
ググるの大好きな人

Webライターをしていると、知らない知識や分野のことを徹底的に調べる作業が当たり前になってきます。いわゆる「リサーチ」ですね。
しかも情報を発信している以上は、誤った情報は言語道断。エビデンスに基づいた正しい知識を仕入れなければなりません。
特に医療や美容に関しては、その分野の専門家ではないので特に慎重に執筆するようにしています。
私の場合は徹底的にググり倒すか、それでもわからなければ図書館などへ行って、正しい知識を調べまくりますね。
ググるのが苦にならない人ほど、Webライターに向いていると言えます。
+αの強みがある人

ライティングのスキルがなくても、特定の専門的な分野に長けている人が実はWebライター向きだったりします。
以前ならgoogleに評価されるためには記事をひたすら量産するのが主流でした。
ですが現在は専門性や権威性が重視される時代。専門の資格などを持っている人が重宝されます。
ちなみに、クラウドソーシングサイトでは、以下のような案件も出ていましたよ。

またライティングのほかに、ワードプレスの知識、サイトに挿入するグラフやクリエイティブの作成、取材やインタビューなどマルチに動ける人は記事単価も高めです。
交渉がうまい人

ライター飯で食べていくなら、交渉術は必須のスキルです。
最初のうちは単価も低く、思うように稼げないかもしれません。 ですがどんどん経験を積んでライティングが上達してくると、こちらから単価交渉も可能になります。
営業畑を歩んできた人なら、交渉術がうまいので意外にWebライターが適職だったりすることがあります。
【ライターで1文字6円】
通常、Webライターは1文字0.5~1円というのに、相場の6倍以上の単価をもらっているフリーランサーが知り合いにいた。
彼にどう単価交渉したのかインタビュー。すぐに実践できる内容になっています。
↓↓https://t.co/m2gPa2eBH6 pic.twitter.com/vznLuvkV9j— 深井良祐@ポータルサイトビジネス (@portal5115) April 1, 2020
質の良いライティングをコツコツ続けていけば、直接オファーをもらうことも夢ではありませんよ。
Webライターに向いていないのはこんな人

残念なことに、Webライターは向いていないな、と感じる人がいるのも事実です。
それがこちら
悲報【Webライターに向いていない人の特徴】
✔︎そもそもPC操作が苦手
✔︎自分がキラキラしたい人
✔︎細々した作業が苦手な人
✔︎時間にルーズな人
✔︎爆速で稼ぎたい人ほかの職業のほうがいいかもです😌
— 野呂靖子★のろここ@フリーライター「WEBMA CLIP」の人 (@noro_coco) April 8, 2020
ひとつずつくわしく解説します。
そもそもPC操作が苦手

「そもそもスマホしか持っていない」「PC操作に不安がある」「ITリテラシーが低い」という人が、いきなりWebライターを目指すのは、ちょっと難しいかもしれません。
こういった場合は、まずはPCを手に入れることが先決ですね。
PCは中古でも格安でも動けば問題ありません。
自分がキラキラしたい人

前述したように、ライティングって地味〜な作業です。
1日中人に会わないこともザラにあるし、1日中メイクしない、上下スウェットのままという日もあります。
「PCの前にじっとしていられない」「外の世界で輝きたい」「自分自身をプロデュースしたい」という人は、残念ながらWebライターには向いていません。
細々した作業が苦手な人

細々とした作業が苦手な人も、Webライターには不向きです。 なぜなら、Webライティングにはリサーチが欠かせません。
リサーチするためにはいろんなサイトをググったり、書籍などで調べ物をする必要がありますよね。
執筆のほか投稿作業などがあると画像の調整や文字の大きさ、改行の間隔の修正など細かい作業がいろいろと出てくるモノです。
とにかく細かい作業が苦痛でたまらない!という人はWebライターは避けた方が良さそうですね。
時間にルーズな人

Webライティングの納期は意外にタイトだったりします。
「本日中」「明日中」という場合もあります。毎日必ず1投稿という場合も。 納期を守れない、時間にルーズな人もWebライターのみならず、どんな職種であっても嫌われますね。
嫌われだけならまだしも、信用さえも失うのでくれぐれも納期遅れには注意したいものです。
副業や小遣い稼ぎでやってるかどうかは発注先には何の関係もない。
仕事としてやるなら
1️⃣納期を守る
2️⃣守れないなら受けない
3️⃣受けて状況が変わったら即連絡
ではないかと🤔自分がライターとして1番気をつけていること https://t.co/1Xi9Zqs2AT
— クロネ@趣味ブロガー (@kuroneblog) April 5, 2020
爆速で稼ぎたい人

初月から爆速で稼ぎたいと思っているなら、残念ながらWebライターは不向きです。
なぜなら初心者ライターが受けられる案件といえば、文字単価が1円未満のモノがほとんど。
Webライターの報酬
Build upが、Webライター(兼業・専業含む)200名に行ったアンケートでは、「1万円未満(125人)」と回答した人が全体の62%。さらに、「1万円以上5万円未満(63人)」と回答した人が32%という厳しい結果になりました。

※こちらのアンケート対象者は、ライター歴3年未満が70%。ほとんどが本業ではなく副業として報酬を得ている人の結果です 引用元:Build up
Webライティングは、文字単価×文字数×納品本数でだいたいの報酬が決まります。
初めは単価が安いので報酬が上がりづらいのが特徴です。徐々にスキルとともに単価も上がっていくといった感じ。
爆速で稼ぎたいなら、物販や株、FXなどを始めた方がいいかもですね。
Webライターを始める前の心構え

Webライターに向いている人と向いていない人の特徴をそれぞれお伝えしてきました。
ここまで読んでみて「あ〜、私には無理やわ〜」「あれ、意外に向いているかも知れない」など賛否両論あると思います。
最低でも1日に3時間は確保しよう
最初のうちは、1記事仕上げるのにかなり時間がかかるかも知れません。マニュアルも見なくちゃいけないし、最初から質の高いライティングなんて無理です。
副業であろうとなかろうと、最低でも1日3時間はライティングのための時間を確保しましょう。
開始3ヶ月間は収入はショボいかも
Webライターを始めたからといって、いきなり高単価な案件が受けられるわけではなし、採用されないことには仕事が受けられません。
最初の1ヶ月間は案件を獲得する期間も含め、無収入も覚悟しておきましょう。
2ヶ月目、3ヶ月目と徐々にステップアップしていってくださいね。

継続こそが向いている唯一の証拠
始めるのは超簡単なWebライターですが、向いている人・向いていない人がいるということもわかりました。
おさらいしてみましょう。
Webライターに向いている人
- ひとりの時間が好きな人
- 人の感情を読むのがうまい人
- アンテナ張ってる人
- コツコツ継続できる人
- ググるの大好きな人
- +αの強みがある人
- 交渉がうまい人
Webライターに向いていない人
- そもそもPC操作が苦手
- 自分がキラキラしたい人
- 細々した作業が苦手な人
- 時間にルーズな人
- 爆速で稼ぎたい人
ですが、これはあくまで私個人の自論。
「私、Webライターに当てはまらんわー」という人も、意外に続けてみたら相性が良かった!という人もたくさんいます。
向いているかどうかを確実に知るためには、ひとまずWebライターにチャレンジしてみることをおすすめします。
リスクといえばインターネット環境とPCを用意するくらいでしょうか。
「知らないうちに半年間継続していた〜」レベルになっていたら、それが唯一向いている証拠かも知れませんよ。